非日常な時間
2019年11月27日(水)

夫と離婚して数年、毎日毎日働いて、
気付けばもうこの年・・・。

職場の女性が性生活を話題にして和気藹々としている時は、話の輪に入る事はありませんでした。
きっと自分で自身をセーブしていたんだと思います。

ある日仕事でどうしても必要になり、初めて家にパソコンを買ったんです。

仕事から帰ってくると、お酒を片手にネットサーフィンをするのが日課になっていきました。
ほろ酔い気分になり、そして何を思ったか出会い系サイトに挑戦してみたんです。それからは毎日入り浸り。
とは言えただの暇潰しで逢うつもりなどなかったので、正直に年齢は当時の年齢を答えていました。

それに出会い系の人達は、最初こそ当たり障りの無い話をしているけど、徐々にエッチな話題に持っていく人が多かった。

でも、Tさんは違いました。

あちらも暇潰しで、年齢も同世代という事で、色んな話をメールでしました。
しばらくメールを続けているうちに、1度会ってみようという事になったんです。
お互いお酒が好きという事で、じゃちょっと飲みに行こうか!みたいな感じで。
私は疑う事を全く知らなかったんです。

その日に初めて逢ったTさんは、チョイ悪オヤジみたいでダンディなおじさんでホッとした。
一緒にお酒を飲んで話をしていたけど、ほろ酔いになったし、時間も遅くなったのでそろそろ帰ろうかと、時計をチラチラ見ていると、Tさんがポツリと、

「ホテルで飲み直しませんか?周りに飲む人間がいないので、久しぶりに飲み明かしたい」
と言って来ました。

明日は休みだったし、飲みたい!っていう飲酒欲があったので、ついて行く事にした。

男の人と2人で食事する事すら暫く無かったし、一緒にコンビニへ入ってお酒とおつまみを買ったりして、なんだか若者みたいだなーって感じがして嬉しかった。

ビジネスホテルに入って、さぁ飲み直そうと思ってビールに手をかけた時に、急にTさんが後ろから抱き付いてきた。

「ひゃっ、何す……るの?」
Tさんが唇で私の言葉を遮った。

「や…めてくださいっ!心の準備……が…」
息が苦しい。

「俺が女の本能を呼び覚ましてあげるよ」
とTさんは言ってブラウスを剥ぎ取ってきたんです。

「いやっ、やめて」
と抵抗するも、男性であるTさんの力には敵わない。
あっという間にパンティー1枚にされてしまいました。

Tさんは私の抵抗お構いなしに、乳首を摘んだり舌で転がしたりする。
私は異様な感覚に襲われました。
恥ずかしながら感じてしまっていたんです。

でもまだ引き返せる、でも数年ぶりにしてみたいとも思っていた。

「あっ、あっ」

Tさんに愛撫される度に、今まで出た事の無いような声が漏れる。

「嫌じゃないんだね、もっと淫乱になってごらん」

と顔から火が出るような台詞を吐く。

恥ずかしいのと気持ちいいので混乱しましたが、
やっぱり一歩踏み込めず、ふとした隙に荷物を持って部屋から逃げました。

ちょっと怖かったけど、非日常な時間だったなーとたまに思い出します。
こういう非日常的な事も刺激的だけど、やっぱり気持ちって大切ですよね!